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葬儀社の妻の声ブログ 2009年5月のブログ記事一覧

「エンディングノート」遺されたご家族のために

大所帯の家族から、夫婦子供単位の核家族になった事も要因し、しきたりを重んじ、周りの親族や長老の意見が重視の○○家と言う家が主体の葬儀から、家族の意見が尊重され、家族を中心とした小規模の葬儀へと変化している事を実感します。

本音で言えば、多くの方は、家族は当然として、親族、親しくお付合いのある方やお世話になった方、そしてご近所のお付合いのある皆様から、お見送りしていただける葬儀であれば、何よりなのかもしれません。
けれども、現実は、親族との関係も考慮しつつ、状況や費用も踏まえ、葬儀の規模を決め、それに沿った形で、お声をかける方やそうでない方、費用をかける所、かけない所など、直面した問題に短時間で結論を出し、話を進めていかなければならない、と言えます。

話を進めていく過程に於いて、短時間にひとつひとつ順調に決まっていく事は、遺された家族にとっても貴重な時間を故人とのお別れに費やす事ができるので、もめ事がない事が理想なのですが、実際は、「こんな事が・・・あんな事が・・・葬儀で・・・」と、周りの方からも聞くほど、スムーズに話が進まない事があるのです。

家族の意見が通り、そのまま実行されるのであれば何の問題もないのですが、もし、周りの方(ほとんどがご親族なのですが・・・)の意見が大きく影響し、また、それによってもめる事が想像できるのであれば、どうぞ「自分はこうしてほしい・・・」と、家族、親族に伝えて、もしくは書き残してあげてほしい、と願います。

例えば、葬儀の規模、費用、どの宗教(宗派)で葬儀を行うか、納骨はどこに・・・・遺された家族が、周りの親族との意見の違いで大変苦悩し、たとえ「故人が望んでいた事だから」と伝えても、聞き入れないご親族もいらっしゃるのです。
多くのご親族は、喪主や家族のここ数日間の心身の疲れを思いやり、アドバイスはしても、強く阻止するような言動は取らないものですが、そうでない方もいるのです。

また、お見積りが終わり、喪主様との打ち合わせも済ませ、段取りを進めていく中で、故人の親族が到着し、「再度説明を受けたい、内容も変更してほしい」と告げられ、再度訪問し、説明の過程でいざ費用の話になると、自身では一切費用を負担する気はなく、ただ目上である自分の意見も聞かず、喪主が決めてしまった事にへそをまげている、が理由である事も。

葬儀の場では、心温かく喪主や家族を思いやるご親族がほとんどなのですが、何か深い理由や事情があるのかもしれないご親族との確執やもめ事は、遺された家族にとっては、心身共に本当に負担の大きい事だと感じます。

だからこそ、ご家族がそんな悲しい思いをしなくても済むように、もめ事になりやすい終末期の処置の仕方や、葬儀の事、そして葬儀終了後のさまざまな事など、折々に伝え、どうしてほしいのか、書き残しておかれる事をお勧めいたします。
それは、遺された家族への思いやりであり、優しさだと思うのです。

あなた自身が、最後の貴重な時間の中で、家族、親族共に、少しでも長く自分のすぐ側にいてほしいと願うのであれば・・・・ぜひ、実行してください。

※ 「エンディングノート」について
私どもでは、後に残る家族のために自分の意思を書きとめる「エンディングノート」を"事前見積り"を依頼され、同時にエンディングノートを希望された方へ一緒にお送りしております(無料です)
ご希望の方はお申し付けくださいませ。

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