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本当にないの?追加料金

一人の主婦として私は、多くの主婦と同様に、何かのサービス(技術的な事も含めて)を受けるとき、「○○○円」「これポッキリ」と表現されていると「ああ、そうなのだ」と安心するのですが、「○○○円から」とか、「ご希望により」、「追加料金をいただく事もあります」などと表現されると、不安になり「では、結局いったいどれぐらいかかるのですか?」と尋ねてしまう事があります。
ですから、もし私が葬儀社の妻でなかったら、間違いなく葬儀の事前相談で、再度見積もり時に「で、追加料金はあるのですか?あるとすればどんな事で?どれぐらいの金額?」と尋ねるでしょう。

葬儀社側から見れば、自社でうたっている企画が、他社と比較した時に少しでもお安く、少しでも内容いっぱいに見えるように表現したいのが本音でしょう。
葬儀の規模や形によるものの、あらゆる状況を想定し、誰もが必要とする内容をプラン内に含めている葬儀社もあれば、ひとつの状況だけで想定され作られたプランのために「追加料金がたくさん必要」と思える葬儀社のプランもあります。

では、考えられる追加料金とは?
事前の問い合せをされる場合、きっとお役に立つのではないかと思いますので、どうぞ参考になさってください。

意外とわかりづらいのがドライアイス。○○キロと表現されていてもそれが荼毘に付されるまで追加せずにすむのかどうか。
ですから、"何キロ"ではなく"何日分"なのかお尋ねください。通夜、式当日の2日分が含まれていれば追加料金は"なし"と言えます。
但し、3日以上となれば3日目から"1日あたり○○○円"でとなるでしょう。
でも場合により、サービスしてくださる葬儀社もあります。

次に、多くの方がご存知ないのが、故人搬送用の寝台車・霊柩車。これは使用回数で追加料金が変わってきます。
斎場内の式場で葬儀を行う場合、確かに火葬場がすぐ側にありますので霊柩車は必要ありません。ところが、病院から寝台車で一度ご自宅へ戻られたり、あるいは霊安室で安置された場合、そこから式場へ向かう式場入りのための車が必要となります。
ですから、寝台車と式場入りの為の車、つまり2回分が搬送用としてプラン内に含まれていなければ、追加料金は必要と言えます。
けれども、葬儀社により"式場入りの搬送車"はサービス、と言う所もありますのでお尋ねになるとよいでしょう。
そして、斎場以外での式場では、火葬場までの霊柩車が必要です。

供養、料理に関しましては、プラン内に含めているかどうかは葬儀社により異なります。
それによって追加料金が違ってきます。
私どももこれらに関してはプランに含めるかどうかかなり議論が交わされ、結果、「お客様によって好みや価格の違いがはっきりしているもの」という事でお客様の選択にお任せする事となり、現段階でのプランではこれらは含まれず追加料金となります(ですが、現在お客様のご要望にお答えできる形での新たなプランとして検討中です)

※このたびの新しいホームページで、「供養や料理が含まれたプラン」のご案内ができるようになりました。

ただ、供養・料理が含まれている場合にお気をつけいただきたいのが、供養が残った場合に返品は可能かどうか。
そして、反対に思っていた以上に弔問者・会葬者が参列してくださった場合、追加が必要となり、葬儀社から指定された供養で費用的に負担がかからないかどうかです。
最近は、お香典を辞退される当家も増え、供養は価格を抑えた商品でお選びになる場合も多いですので、少し頭におかれる事をお勧めします。

また、お料理に関してはどの葬儀社に於いても返品はきかないと言えます。
供養同様に、葬儀社から指定されたお膳で個数追加があった場合も想定され、後になって"違うお膳にすればよかった"という事のないように。
でも、プラン内の数がお客様のケースにぴったりの場合は、そのような心配はいらないです。

そして、追加料金の料金と言うには御幣がありますが、葬儀社によってかなり開きのある寸志(またはチップ、志)に関してです。
本来寸志は、当家がお気持ちを形に表したものですので「渡す、渡さない」も、その金額も当家が決められるものですが、葬儀社側が"この金額"と決めて、お客様も従わざるを得ない況での"寸志"もあるようです。
規模の小さなお葬式で、価格を抑えたいお葬式であればあるほど、寸志は大きな負担となります。

過去、葬儀社もお客様も、お気持ちの中で"寸志を用意するのが普通で当たり前"と言う時代もありました。ですが、今は、私どものように、「お気持ちはとてもありがたいのですが、施行に於いてかかるものは全て料金としていただいておりますので、どうぞお気遣いなさらずに・・・」と明言する、寸志廃止の葬儀社も増えてきています。
実際、私どもでは、そのような考えに納得され受け入れられているお客様ばかりです。

もうひとつ気になりますのが、事前見積もり時には教えられず、精算時に突然提示される「諸経費」「諸雑費」。私どもでは、これが何を意味するのかわからないのですが、明細もないまま「○万円」と請求する葬儀社もあるようです。
どうぞ、「寸志廃止」「諸雑費、諸経費の有無」が明示されていない葬儀社には、"寸志は必要ですか""精算時、諸雑費や諸経費が請求されるのですか"とお尋ねになってください。
そして、その回答でご判断ください。

少しはお役に立てましたでしょうか?

プランに見合った内容とサービスで、このまま追加料金がなければ、お客様が頭をかかえる事も悩む事もなく、きっと「安心で納得の葬儀」になるでしょう・・・
現実は、天候が悪ければ、会葬者の為のテントが必要に、冬の寒い時には暖房機器具も、また親族、会葬者が増えれば料理が、供養が追加となり、セレモニーレディも増やす必要があるかもしれません。
筋書き通りにはいかない葬儀ですが、少しでもお客様の安心と納得のために、私どもでは見積もり時、考えられるあらゆる状況を想定し、その状況になった時の追加料金をしっかり説明いたしております。
結果、どう選択するかはお客様自身。
「追加料金なし」である事が理想です。

少しでも理想に近づけるよう精進してまいります。

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