ブログTOP » お別れ花
最近では葬儀に関する様々な事がオープンに語られる様になり、葬儀にかかる費用を明瞭に表示する葬儀社が増えてきました。この状況は、お客様が葬儀の情報を得やすく、また葬儀社を選ぶ選択肢も広がり、とてもよい傾向だと思います。ただ、細かい内容となりますと、実際に葬儀が発生し、経験して初めて知る事が多いようです。
その一つが、出棺前にお棺の故人に手向ける「お別れ花」。先日もこんな話を聞きました。「親戚のお葬式で、最後のお別れに1本ずつ手渡された花は、ほとんどの花が既にその為に用意され切られていた花"切り花"。別の葬儀に参列した時は、祭壇の花や、お供えした花を惜しみなくその場で切って渡してくれたのに...どうしてこんなに違うの?」と。
今まで幾度か同じ様な話を聞いた事はありますが"おかしい"と思われる方と、"そのようなもの"と何の疑いもなく済まされる方と、どちらもいらっしゃいました。"おかしい"と思われる方は、「祭壇の花に造花が入っているの?それとも再利用する為?」とあれこれ憶測されるので、同じ葬儀社として複雑な心境になりました。
お客様が納得の上であるのなら、それはそれでそういう方法もあるのかと思いますが...ひとつ言えますのは、お客様が葬儀社との打合せで提示された葬儀費用と、その内容が伴ったものであるのかどうかを冷静に見極め、疑問を感じたら遠慮なく訊ねるべきなのです。でも、実際は状況が状況だけに、冷静な判断は難しく「"何が正しいのか"その基準もわからない」が、現状だと思います。
ちなみに私ども「もり葬祭」では、一貫して全て生花を使用し、式次第をご案内する時には必ず「祭壇に飾り付けられた花や、献上花(お供え頂いた花)は、最後のお別れの時、全部切ってよろしいですか。」と、訊ねます。これは、どのスタッフも、花は全てご当家の為に使い切る花と認識し「お棺にお入れする為の花」と、心得ているからです。お棺に入りきれずに残った花があれば、ご当家がお供え用に家に持ち帰られる場合もあります。その上で、残った花があれば私どもで処分するのです。
葬儀社を選ぶにあたって、どういう理念の会社なのか知っておく事も必要なのではないでしょうか。
2009年1月の所に、これまでの記事をまとめてあります。
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