どのお客様も不安や疑問、心配な気持ちを抱えたまま、葬儀が遂行されていく事を望みません。
それは、費用の事であったり、段取りであったり、個々のご要望であったり・・・ですから、私どもでは、「お見積り時」念入りな打ち合わせをさせていただく事で、お客様が不安から安心の心へ、故人を送り出すことに集中できる状況へ、と努めております。
その中でも「個々のご要望」にどのようなものがあり、その場合私どもでどのような対応をしているのか、お話したいと思います。
例えば、個々のご要望の中では「祭壇のお花を増やしてほしい」のお客様が最も多いと感じます。(もちろん「プランに含まれる生花だけで充分」とおっしゃるお客様が大半なのですが・・・)
その方法として、プランを変更するのではなく、「プラン料金はそのままで、いらないものは省き、その分お花で・・・」もしくは「プランにプラス追加料金でお花だけを増やしてほしい」のどちらかで選択されます。
この選択によって、プラン変更で大きく費用を変える事もなく、最も少ない費用で「お花の追加」が可能となり、祭壇をより一層際立たせる事ができますので、「無駄もなく希望どおりの葬儀」と、お客様からは大変喜ばれています。(下記に具体例を写真で掲載)
このように「個々のご要望」に費用が伴う場合、お客様は「できるだけ費用を抑えた形で」と付け加えられます。
ご予算を伝えていただきますと、「できる、できない」も含め、内容に於いても具体的な説明が可能となります。とかく分かりづらいと言われる「葬儀の費用」だからこそ、私どもでは明確な費用提示と具体的な説明でご安心いただいております。
その他に、自宅から離れた式場を利用するために「ご近所の方には、式場までは送迎用のマイクロバスでお越しいただきたい」と、その手配を希望されるお客様もいらっしゃいます。
料金は、一般的に親族が利用する「式場から斎場までのマイクロバス」と異なり割高になります。
これは、乗降場所(当家と相談し、マイクロバスが待機でき、ご近所の方も心得ている場所を選びます)から、式場までお送りし、通夜・式典が終了するまで待機した後、乗降場所までお送りするためです。
このように、ご近所の方に負担がかからないよう配慮し、式場までの送迎を行う事は、「以前ご近所の葬儀でも送迎をしていたから」あるいは、自宅で安置できず「ご近所の方とのお別れができないままだったから」との理由による事が多いのですが、依頼件数は少なく、やはり弔問・会葬には各々で来られるのが一般的です。
また、湯灌(ゆかん)もご要望の多いひとつと言えます。
湯灌は「湯灌の儀」のための道具一式が積み込まれた湯灌車が、安置場所(自宅など)に赴き、専門スタッフにより、お肌を見せることはなく、充分配慮された形で、お湯を使用し洗髪、洗体、お顔剃り、爪切り、薄く化粧をほどこすなど、心身ともに洗い清める儀式を言います。
準備から後片付けまでは約1時間。
湯灌をご存知でないお客様がお尋ねになり、説明を聞いて依頼されたり、「入院期間が長かったので」「最後にお風呂に入れてあげたかった」などの理由で湯灌にこだわりを持ち依頼されるお客様も多く、最後にご家族皆様が口を揃えたように「湯灌をしてもらって本当に良かった」との感想を述べられますと、その儀式の意味の深さを感じます。
ご希望のお客様には、一式65,000円(税込)で承っております。
<えらべる50プラン>に生花5万円分を追加
この春、私どもと深く関わり合いのある町会では、葬儀に対する地域住民の要望に対応するために、町会が関わることなく、町会長が葬儀委員長になる事もない「家族葬」を集会所で行えるようにいたしました。 昨今の変わり行く葬儀事情に理解を示したのです。
今までも集会所で家族葬は行われていましたが、一般葬と家族葬の線引きがないままであったため、そのたびに「町会のお手伝いは、どうする?」「葬儀委員長はたてるの、たてないの?」など、ひととおりは一般葬と同様の質問を行い、そのひとつひとつに「いいえ」を言わねばならない当家がありました。
周囲では「家族葬を行うなら、葬儀会館へ行って」が囁かれ、地域住民としては最も近くて負担の少ない料金で借りる事のできる集会所があるにも関わらず、その集会所を式場として選べない不自由さを、町会の役員さんは、家族葬と言いつつも町会代表として時間をやりくりし他市、他地域まで弔問・会葬のために足を運ばねばならない不自由さを、そんな双方の思いが解消される事になったのです。
家族葬を集会所で行う利点を考えると、このような変化は最もな事で、地域住民の声に突き上げられた結果と言えるでしょう。
家族葬は多くの弔問・会葬者を招く一般葬に比べ、葬儀の費用も抑えられ、周りの方への気遣いも最小限で済み、それが町会に認められた形で、自宅から近い便利な集会所で行えるのであれば、それに越したことはありません。
集会所で家族葬を行う場合で、「万が一、親しくお付合いのある方やご近所の方がみえられた時は拒みたくない、けれどもできるだけ家族の負担を軽くしたい」と心配される当家には、「セレモニーレディ」を葬儀社にご依頼いただきますと、お通夜なら通夜開始約2時間前から通夜終了まで、式当日も同様に接待・接客のお手伝いをいたします。そして、準備や手配に手間取るお通夜や式当日の朝食、そして精進おとしのお料理も、葬儀社に依頼すれば、その際の配膳や片付けなども含めて料理店が行い、当家の負担はございません(※料理店により、配膳や片付けを行わない所もありますのでご依頼の葬儀社にお尋ねください)
このように、葬儀社の選択を誤りさえしければ、費用も抑え、親しい方との最後のお別れもでき、気遣いも最小限で済む、納得のいく家族葬が「集会所」で可能となるのです。
今、町会で代替わりによって新たな役員さん達が増える中、地域住民の声を取り入れ、住民のために、時代に沿った改革を行っていく町会が増えつつあります。
集会所の利用が、過去からの「決めごと」に縛られること無く、地域住民に開かれた形で利用され活かされ、集会所の利用を介して新たな地域住民のつながりが生まれる事を願わずにはいられません。
長年住み慣れた地域でご近所との付き合いもある中、家族を見送る時に、葬儀を離れた場所で行う場合や、あるいは地域集会所(公民館)で家族・親族だけでの「家族葬」をと考える場合に、ご近所との最後のお別れをどのような形で行えばよいのか、と相談される事があります。
家族が共に住み、故人亡き後もご近所との関わりが続く場合、離れた場所で葬儀を考えるお客様には、特に「何らかの形でお別れをしていただく方がよいのでは」とアドバイスを差し上げます。
なぜなら、お別れがないまま葬儀を行った場合、葬儀終了後しばらくは、不幸を聞きつけ、「手を合わしたい」と訪れる方もいらっしゃるからです。このような状況は、葬儀での疲れが残る中、時間的にも、精神的にも気持ちに余裕がなく、ゆっくりしたいと考える方には重荷になる事もあるようで、どちらを選択するかはお客様次第となります。
最も自然な形として、ご自宅での安置時に来ていただきお別れをしていただく、またはご自宅から式場へ向かわれる際の出棺時にお別れをしていただく、がよろしいでしょう。
そのためにも、ご近所に一言その旨を伝えておかれますと、当家の意向も伝わり、ご近所の方も迷うことなくご自宅へ弔問に訪れやすくなります。
また、地域集会所に於いて葬儀を行う場合、「家族葬」をと考えるお客様も増えてきているのですが、結果、家族葬とも一般葬とも言えない"こじんまりとした「小規模葬」"となったお客様も少なからずいらっしゃいます。
事前の打ち合わせでは、家族・親族だけでの「家族葬」と固く決められていたお客様が、ご近所に不幸を告げていく中で、状況が変化した事もありました。
理由は、"当家がご近所を気遣い考慮された"結果でした。
その形は、昔ながらの関わりのある多くの方が訪れる一般的な葬儀ではなく、あくまでも家族、親族を主体とした"こじんまりとした葬儀"で、費用や内容も当家の希望通りに進められ、変更点は深く親交のある方やご近所などこれからも親しくお付合いのある方がみえられるようになった事だけ。
葬儀終了後、「これからのお付き合いを考えると、むしろこのような形で良かった」との感想を伺いますと、"「家族葬」「一般葬」とあえて線引きしない葬儀の形も、お客様の意図する葬儀"である事を実感します。
地域集会所(公民館)での葬儀
